review | Autofinesse AVALANCHE

SNOWFORM

中性なのに汚れ落ちが良い。張り付き性能もトップクラスでスノーフォームの定番にして大本命です。

概要

オートフィネスはイギリスの洗車用品メーカーです。
オートフィネスのアヴァランチは、プレウォッシュ専用のスノーフォーム用ケミカルです。

香りについて

通常ボトルのアヴァランチは柑橘系の香りですが、いくつか特別なフレーバーがリリースされています。
2024年現在では、長らくラインナップされているためほぼ定番商品と言っても差し支えない「バブルガム」、最も新しい香りの「チェリーコーラ」を含め、他過去に下記のようなフレーバーが登場しました。

・bubble gum (バブルガム) … 2024 販売中
・cherry cola (チェリーコーラ) … 2024 販売中
・water melon (スイカ)
・christmas pudding (クリスマスプリン)
・pumpkin pie (パンプキンパイ)
・cola (コーラ)
など

基本的に限定のため、僕が知らないフレーバーも他にもあると思います。
ほとんどが甘めの香りとなっています。

希釈率について

AVALANCHEの希釈率については、実にアバウトな記述がされています。


まずは日本代理店の記載を見てみます。

1ℓのフォームランスボトルに本製品を3〜5cm程度注ぎ、残りを水で薄める。

https://www.autofinesse.co.jp/?pid=134912124

センチで言われても…ってなりますよね。MTMのような上に向かって絞られる三角錐型のフォームランスボトルだと、正確には容量は計れません。なんなら、オートフィネス自身、現行モデルのフォームランスボトルは三角錐です。

では、今度は英国のオートフィネスの記載を見てみます。

Fill a 1 litre foam lance bottle with approx 1-2 inches of solution.

https://www.autofinesse.com/collections/car-cleaning-pre-wash/products/avalanche-snow-foam

あー、こっちも高さかぁ…しかもインチ。直訳すると、下記のようになります。

「1 リットルのフォームランスボトルに約 1~2 インチの溶液を入れます。」
1インチは2.54cmなので、3~5cmと記載のある日本代理店と説明は合いますね。

英国のHPは読み進めると、下記の記述がFAQにあります。

We recommend dispensing around 1-2 inches of Avalanche concentrate into your Foam Lance Bottle, before topping up with fresh water, and this equates to around 100-200ml of product.

https://www.autofinesse.com/collections/car-cleaning-pre-wash/products/avalanche-snow-foam

直訳すると、以下のようになります。

「水を入れる前に、フォーム ランスボトルに約1~2インチのアバランチを入れることをお勧めします。これは約100 ~200mlの製品に相当します。」
つまり、1Lに対し100ml~200ml。10:1~10:2ということになります。

価格表

容量ごとの販売代理店による国内価格・現地のメーカー価格になります。
日本で実際に正規代理店から入手できる価格と、現地の販売価格を比較することで、日本でこのケミカルを使用する際のコスト感を確認します。

価格に対する意見については完全な主観となりますのでご了承ください。あくまで個人の感想となります。
オートフィネスの販売代理店は全体的に高めの価格設定であること、1L価格で2.2倍の価格差があり、若干高めと感じます。

現地価格では、大容量サイズを購入すると5Lサイズで6,185円と相当安く、500mlあたりではなんと\615になるので相当お得感があります。頻繁に利用し消費するケミカルであることから、今後も使い続ける方はなるべく大容量ボトルを買うことをお勧めします。僕も1Lサイズをお試しで買ってみて、その後5Lボトルを2つ入手しています。
しかしながらこの5Lサイズの国内価格は、残念ながらあまりお得になりません。2024年3月現在正規代理店のラインナップから外れているため価格は不明ですが、確か置いてあったときは2万円に届きそうな価格設定でした。約3倍の価格差が発生しています。
並行輸入においても、大体13,000円以上の価格で販売されることが多く、大容量サイズで安く買うことがなかなか難しいケミカルです。

洗車時の水量ごとの実際のケミカル使用量 (推奨希釈)

メーカー推奨希釈率の10:1で実際の洗車でスノーフォーム溶液を作るとき、各水量ごとに必要なケミカル量になります。
水量は100ml単位で1000mlまで表記しています。

10:1だから使用するケミカル量はわかりやすいですね。
※10:1は「100ml+10ml=110ml」となる計算としています。
 (9:1の場合は、「90ml+10ml=100ml」となるよう計算しています)

ケミカル使用量あたりの単価

僕の場合、軽自動車サイズは300ml、Lサイズクラスの普通車には500mlのスノーフォーム溶液を使うことが多いです。
多めにかけたい方は+100ml~200ml用意されることが多いと思います。
この例では、1回洗車するために300mlの溶液を用意するのに、ケミカルは153円のコストがかかっていることがわかります。500mlの溶液を用意する場合ケミカルは255円のコストがかかります。

特徴